「私は」ではなく「われわれは」を考える - 成果をあげるには <21> -
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成果をあげるために身につけたい八つの習慣について長々とお話してきましたが、いよいよ最後の習慣についてです。
「『私は』とはいわずに、『われわれは』と考え、『われわれは』ということである。」(『経営者の条件』上田惇生編訳)
私が司法書士事務所を開設したのは平成4年ですから、約20年間、経営者をしてきたことになります。
最初からそう考えていたかどうかは覚えていませんが、私は「経営者とは、組織の中のひとつの機関(役割)に過ぎない」と思っています。
他のメンバーとは、果たしている役割が異なるだけで、主従関係はないと考えます。組織が自分の所有物であるとか、自分が人を雇用している、というような意識をほとんど持っていません。
組織のトップに立つ者は、P.F.ドラッカーの次の言葉を忘れてはいけないと思います。
「最終責任は自らにあることを知らなければならない。最終責任とは、誰とも分担できず、誰にも委譲できないものである。トップが権威を持ちうるのは、自らのニーズと機会ではなく、組織のニーズと機会を考えるからである。簡単なことのように聞こえるがそうではない。しかも厳格に守らなければならない。」(『経営者の条件』上田惇生編訳)