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成果をあげる能力は習得できるか - 成果をあげる能力は習得できる <9> -

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 忙しさに追われて時間ばかりが過ぎていく。努力はしているけれど、新しい領域の開発はうまくいかない。売り上げを増加さようと営業を強化するけれど、競争が激しく、なかなか成果が上がらない。従業員が思ったように動いてくれない。市場が縮小し、コンペティターが増加するなか、焦っても努力しても思ったように成果が出ない・・・・・・。
 司法書士事務所に限らず、そんな経験をお持ちの経営者の方は多いのではないでしょうか。

 成果をあげる能力は習得できるのか? P.F.ドラッカーの答えはYESです。
 そして、「経営者の条件」の全体を通してP.F.ドラッカーは、私達に成果をあげるために身につけるべき5つの能力を明示し、解説しています。少し長いですが引用してみましょう。

「(1)何に自分の時間がとられているかを知ることである。残されたわずかな時間を体系的に管理することである。                                        (2)外の世界に対する貢献に焦点を合わせることである。仕事ではなく成果に精力を向けることである。『期待されている成果は何か』からスタートすることである。        (3)強みを基盤にすることである。自らの強み、上司、同僚、部下の強みの上に築くことである。それぞれの状況下における強みを中心に据えなければならない。弱みを基盤にしてはならない。すなわちできないことからスタートしてはならない。                (4)優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中することである。優先順位を決めそれを守るよう自らを強制することである。最初に行うべきことを行うことである。二番手に回したことはまったく行ってはならない。さもなければ何事もなすことはできない。                                                        (5)成果をあげるよう意思決定を行うことである。決定とは、つまるところ手順の問題である。そして、成果をあげる決定は、合意ではなく異なる見解に基づいて行わなければならない。もちろん数多くの決定を手早く行うことは間違いである。必要なものは、ごくわずかの基本的な意思決定である。あれこれの戦術ではなく一つの正しい戦略である。」(『経営者の条件』上田惇生編訳)

 さあ、次回からそれぞれの能力を見ていくことにしましょう。まずは「汝の時間を知れ」からです。

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