自己管理と責任からなるリーダーシップ - 情報型組織の台頭 <5> -
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リーダーシップは、経営者だけに求められるわけではありません。組織のメンバー一人ひとりが、ある仕事ではリーダーとなり、情報を伝え、自身のミッションを完遂するために、他の人の協力を得なければなりません。
「情報型組織は、自由寛大な組織ではない。規律の厳しい組織である。それは強力かつ決定的なリーダーシップを必要とする。一流の指揮者は例外なく、厳しい完全主義者である。一流の指揮者を一流たらしめるものは、最後列のもっとも役割の小さな楽器をして、オーケストラ全体のできを素晴らしいものにするよう演奏させる能力にある。言いかえれば、情報型組織がもっとも必要とするものは、現場からトップにいたるまで、自己管理と責任のうえに立つリーダーシップである。」(『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳)
そう、「現場からトップにいたるまで」リーダーシップを発揮する必要があるのです。司法書士事務所でいえば、所長も資格者も事務スタッフも、事務所という組織の目標を理解し、そのために自分が何をすべきかを考え、自発的に行動できるようになることが理想です。しかし、そのような組織が自然とできあがるわけではありません。
繰り返しとなりますが、それを創り上げる責任を負っているのは、経営者なのです。