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    <title>山口毅の司法書士事務所 経営道場！</title>
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    <updated>2012-01-31T05:04:13Z</updated>
    <subtitle>「縁結び侍」こと、株式会社コンサルティングファーム代表取締役　山口毅のブログ</subtitle>
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    <title>貢献にコミットする　　－　どのような貢献ができるか　＜２＞　－</title>
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    <published>2012-01-31T04:56:51Z</published>
    <updated>2012-01-31T05:04:13Z</updated>

    <summary>成果への道筋を明確にするためには、何をもって貢献するかを考えるところから始まります。たとえば、ある司法書士事務所に、建売会社をクライアントとする不動産登記部門と、会計事務所をクライアントとする商業登記部門があったとします。
不動産登記部門は事務所にとって「大きな収益部門」です。従来の司法書士事務所としてはそれだけの意味しかなかったかもしれません。しかし、不動産決済で大量に発行された権利書が十年を過ぎるころから相続登記というかたちでブーメランのようにかえってくることがあります。「決済は、将来の個人顧客を作るための大きな源泉」と考えれば、決済部門の事務所に対する貢献はまったく違った意味を持つことになります。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　成果への道筋を明確にするためには、何をもって貢献するかを考えるところから始まります。</p>

<div class="txt-Drucker">「貢献に焦点を合わせることによって、自らの狭い専門やスキルや部門ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　具体的にいうと、ある司法書士事務所に建売会社をクライアントとする不動産登記部門と、会計事務所をクライアントとする商業登記部門があったとします。<br />
　不動産登記部門は事務所にとって「大きな収益部門」です。従来の司法書士事務所としてはそれだけの意味しかなかったかもしれません。しかし、不動産決済で大量に発行された権利書が十年を過ぎるころから相続登記というかたちでブーメランのようにかえってくることがあります。「決済は、将来の個人顧客を作るための大きな源泉」と考えれば、決済部門の事務所に対する貢献はまったく違った意味を持つことになります。</p>

<p>　経営者が、決済部門の持つ貢献の意味を上記のように定義すれば、従来の決済業務を正確かつスピーディに滞りなく行うということから、将来の顧客へとつながる関係性の構築、リピートを取るための工夫など、決済部門の具体的な行動が異なってくるはずです。</p>]]>
        
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    <title>成果へのコミットメント　－　どのような貢献ができるか　＜１＞　－</title>
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    <published>2012-01-24T23:48:16Z</published>
    <updated>2012-01-24T23:56:20Z</updated>

    <summary>司法書士事務所の成果とはなんでしょう？多重債務者の課題を解決すること、銀行の債権を保全することで金融が円滑に行われることに寄与すること、不動産決済を通して不動産取引がスムーズに行われるよう支援すること･･････。他の事務所より多く、他の事務所より安く、他の事務所より早く、他の事務所より付加価値高く、事務所が成果を出し続けることで社会は事務所を支持し、そして事務所は継続します。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　司法書士事務所の成果とはなんでしょう？</p>

<p>　多重債務者の課題を解決すること、銀行の債権を保全することで金融が円滑に行われることに寄与すること、不動産決済を通して不動産取引がスムーズに行われるよう支援すること･･････。<br />
　他の事務所より多く、他の事務所より安く、他の事務所より早く、他の事務所より付加価値高く、事務所が成果を出し続けることで社会は事務所を支持し、そして事務所は継続します。</p>

<p>　P．F．ドラッカーがいうように、成果は外の世界にしか存在しません。その成果を成し遂げるために私たち経営者は事務所組織を作り上げていきます。<br />
　その組織は人によって組成され、人は組織のなかでさまざまな役割を果たします。つまりは、組織を構成する一人ひとりの成果が、組織の、そして事務所の成果につながります。</p>

<div class="txt-Drucker">「成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　残業が多いことと成果があげられていることは必ずしもリンクしません、一生懸命やるという努力も成果とは必ずしもリンクしません。成果を出すためにどうすればいいかについて、次回に考えてみましょう。<br />
</p>]]>
        
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    <title>自由になる時間をまとめる　　－　汝の時間を知れ　＜5＞　－</title>
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    <published>2012-01-17T04:00:38Z</published>
    <updated>2012-01-17T04:07:50Z</updated>

    <summary>集中して物事をなすためには、ある一定の時間が必要であることは、経営者のみなさんなら認識されていると思います。なすべきことを考える、経営戦略を考える、現在の課題を洗い出す、経営者にしかできないことを考えるためにはある一定のまとまった時間が必要です。さて、その時間をいつ、どのように確保しましょう？
⇒時間を90分のブロックに分けて使っている人がいます。⇒朝早くオフィスに来て時間を確保している方も知っています。⇒オフィスから離れて、誰も居ない部屋で仕事をする時間をとる方もいます。⇒土曜日の午前中はゆっくり、午後は集中的に考え事をする時間という方もいます。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　遅ればせながら、明けましておめでとうございます！<br />
　忙しさにかまけて少々ご無沙汰してしまいましたが、本年も｢司法書士事務所　経営道場｣を続けて参りますので、よろしくお願いいたします。</p>

<p>　さて私は最近、土曜日、日曜日に仕事が入ることが多くなり、まとまった時間をとって考えることを少しおろそかにしているなと感じています。</p>

<div class="txt-Drucker">「成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。たとえ一日の四分の一であっても、まとまった時間であれば重要なことをするには十分である。逆にたとえ一日の四分の三であってもその多くが細切れではあまり役に立たない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　集中して物事をなすためには、ある一定の時間が必要であることは、経営者のみなさんなら認識されていると思います。<br />
　なすべきことを考える、経営戦略を考える、現在の課題を洗い出す、経営者にしかできないことを考えるためにはある一定のまとまった時間が必要です。</p>

<p>　さて、その時間をいつ、どのように確保しましょう？<br />
　⇒時間を90分のブロックに分けて使っている人がいます。<br />
　⇒朝早くオフィスに来て時間を確保している方も知っています。<br />
　⇒オフィスから離れて、誰も居ない部屋で仕事をする時間をとる方もいます。<br />
　⇒土曜日の午前中はゆっくり、午後は集中的に考え事をする時間という方もいます。</p>

<p>　みなさんはどのような工夫ができそうですか。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>時間を体系的に管理する　－　汝の時間を知れ　＜４＞　－</title>
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    <published>2011-10-19T23:46:15Z</published>
    <updated>2011-10-20T00:02:53Z</updated>

    <summary>時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、体系的な時間管理を行うための方法についての続きです。「第二に、他の人間でもやれることは何かを考えることである。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）「時間管理のための第三の方法は、自らがコントロールし、自らが取り除くことのできる時間浪費の原因を排除することである。人は、他人の時間まで浪費していることがある。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ドラッカーのいう３つの方法を実行するときに、ある不安が頭をよぎります。必要なことを削ってしまっていないだろうか。この不安に対するP．F．ドラッカーの答えは以下のとおりです。「事実上、時間を整理しすぎる危険はあまりない。」
</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、体系的な時間管理を行うための方法についての続きです。</p>

<div class="txt-Drucker">「第二に、他の人間でもやれることは何かを考えることである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士として独立して間もない方などから、人を最初に採用するタイミングについてよく聞かれます。多くの方はどれくらいの売り上げになったら人を採用すべきでしょうかと聞いてきます。もちろん人を採用すると継続的にお給料を出さなければならないので売り上げも重要なのですが、私の答えは売り上げ基準ではありません。<br />
　人を採用するタイミングは、自分でなくてもできる仕事を自分がどれだけ行っていて、それがどれくらいの塊になるかで決定される、が答えです。<br />
つまり、自分がやりたいことをやるために、他人の時間を購入するわけです。P．F．ドラッカーの次の言葉は言いえて妙です。</p>

<div class="txt-Drucker">「通常使われている意味での権限委譲は間違いであって人を誤らせる。しかし自らが行うべき仕事を委譲するのではなく、自らが行うべき仕事に取り組むために他の人にできることを任せることは、成果をあげるうえで必要なことである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　そして、管理方法の３つめです。</p>

<div class="txt-Drucker">「時間管理のための第三の方法は、自らがコントロールし、自らが取り除くことのできる時間浪費の原因を排除することである。人は、他人の時間まで浪費していることがある。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　なるほど、自分の時間が他人の時間を浪費しているとすれば、自分の時間が何も生み出さないだけではなく、周囲にも負の効果を及ぼしているわけですから最悪です。<br />
たとえば、ある新しいプロジェクトを行うとボスが思いつきで決める。しかし、予算を決めない、期限も決めない、成果も決めない･･････。プロジェクトはボスの思いつきで消滅する。こんなことがみなさんの事務所で行われていないでしょうか。</p>

<p>　ドラッカーのいう３つの方法を実行するときに、ある不安が頭をよぎります。必要なことを削ってしまっていないだろうか。この不安に対するP．F．ドラッカーの答えは以下のとおりです。</p>

<div class="txt-Drucker">「事実上、時間を整理しすぎる危険はあまりない。通常、誰でも自分自身の重要度については、過小ではなく、過大に評価しがちなものである。そして、あまりにも多くのことが、自分でなければできないと考える。こうして大きな成果をあげる者でさえ、多くの不必要かつ非生産的な仕事をしている。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士事務所を経営していたとき、職員からよく言われたことがあります。「山口先生は何でも丸投げにする。」<br />
　でも、まったく問題は起こっていませんでした。おそらく（笑）。<br />
</p>]]>
        
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    <title>時間の使い方を診断する　－　汝の時間を知れ　＜３＞　－</title>
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    <published>2011-10-13T01:03:36Z</published>
    <updated>2011-10-13T01:09:39Z</updated>

    <summary>私は、スケジュールをグループウェアで管理していますが（社員も私のなすべきことについては比較的自由に私のスケジュールを入れることができます）、結構スケジュールがつまっているなと思っているわりには、空いている時間も結構あることに気づきます。
自分がどれだけ時間を無駄に使っているのか、その診断のためにも、スケジュール上で空いている時間に何をしているのかを記録することにチャレンジしてみたいと思っています。とはいえ、思いつきでスケジュール管理を行っても、また元に戻ってしまいます（だから習慣にすることが大切なのですが、これがなかなかできない）。P．F．ドラッカーは時間を浪費する非生産的な活動を見つける体系的な時間管理を推奨します。そしてそれには３つの方法があるといいます。今日は、その一つめについてみてみましょう。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　私は、スケジュールをグループウェアで管理していますが（社員も私のなすべきことについては比較的自由に私のスケジュールを入れることができます）、結構スケジュールがつまっているなと思っているわりには、空いている時間も結構あることに気づきます。<br />
　自分がどれだけ時間を無駄に使っているのか、その診断のためにも、スケジュール上で空いている時間に何をしているのかを記録することにチャレンジしてみたいと思っています。<br />
　とはいえ、思いつきでスケジュール管理を行っても、また元に戻ってしまいます（だから習慣にすることが大切なのですが、これがなかなかできない）。</p>

<p>　P．F．ドラッカーは時間を浪費する非生産的な活動を見つける体系的な時間管理を推奨します。そしてそれには３つの方法があるといいます。今日は、その一つめについてみてみましょう。</p>

<div class="txt-Drucker">「第一に、する必要のまったくない仕事、何の成果も生まない時間の浪費である仕事を見つけ、捨てることである。すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起こるかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事は直ちにやめるべきである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　私は社内の会議には極力出ないようにしています。司法書士事務所を経営していたときもそうでしたし、現在もそうです。自分自身がいなくても回る組織を理想としていますし。自分が得意でないものは人に任せたほうがよいと思っているからです。自分の果たすべき役割に関係しないところには時間をなるべく使わないほうがいいでしょう。</p>]]>
        
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    <title>必要とされる時間　－　汝の時間を知れ　＜２＞　－</title>
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    <published>2011-10-06T07:50:07Z</published>
    <updated>2011-10-06T08:03:48Z</updated>

    <summary>前回、自身の果たすべき役割と照らし合わせて「非生産的」な使い方をしている時間があればそれはやめましょう、とのお話をしましたが、ことはそう簡単ではありません。「誰でも事情は変わらない。成果には何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。膨大な時間が、当然に見えながら実はほとんど、あるいはまったく役に立たない仕事に費やされる。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）みなさんは何に時間をとられているでしょうか。営業で仕事を獲得すること、新しい領域の仕事を開発するために情報を収集すること。それらは経営者にとっては生産的だと感じられる時間の使い方ですので、まったくストレスにはなりません。反対に、非生産的だなと感じる時間はどのような時間でしょうか？おそらく「人」に取られる時間ではありませんか。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　前回、自身の果たすべき役割と照らし合わせて「非生産的」な使い方をしている時間があればそれはやめましょう、とのお話をしましたが、ことはそう簡単ではありません。</p>

<div class="txt-Drucker">「誰でも事情は変わらない。成果には何も寄与しないが無視できない仕事に時間をとられる。膨大な時間が、当然に見えながら実はほとんど、あるいはまったく役に立たない仕事に費やされる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　みなさんは何に時間をとられているでしょうか。<br />
　営業で仕事を獲得すること、新しい領域の仕事を開発するために情報を収集すること。それらは経営者にとっては生産的だと感じられる時間の使い方ですので、まったくストレスにはなりません。反対に、非生産的だなと感じる時間はどのような時間でしょうか？<br />
　おそらく「人」に取られる時間ではありませんか。</p>

<p>　「人間関係に悩んで辞めたい」「やった分だけの評価をしてもらえてない」「同じことの繰り返しで面白くない」「自分の未来に希望が持てない」などなど、毎日のようにどこかで煙が上がり、その火消しに時間をとられる･･････。司法書士事務所に限らず、多くの経営者の悩みではないかと思います。</p>

<p>　P．F．ドラッカーも多くの時間が人材マネジメントに費やされるといっています。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br />
<div class="txt-Drucker">「知識労働者には自らの方向付けを自らさせなければならない。そのため、何が、なぜ期待されているかを理解させなければならない。（中略）ここでも時間が必要となる」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div></p>

<div class="txt-Drucker">「仕事の関係に人間関係がからむと、時間はさらに必要になる。急げば摩擦を生ずる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<div class="txt-Drucker">「組織が大きいほど、人事についての意思決定の必要も頻繁に出てくる。人事こそ、手早く行うと失敗する。人事のために必要とされる時間は驚くほど多い。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　私たち経営者は、組織マネジメント、人材マネジメントのために、さなざまな仕組みづくりを行い、極力そこにとられる時間を最小化しようと考えます。それでも多くの時間が人事にとられることは避けようがないのです。<br />
　だからこそP．F．ドラッカーがいうように、自分の時間が何に使われているかを分析する必要があるのです。</p>

<div class="txt-Drucker">「これらの理由、すなわち組織からの要求、人に関わる問題からの要求、創造と変革からの要求のゆえに、エグゼクティブの時間の管理はますます重要となっていく。しかしまず自らの時間がどのように使われているかを知らなければ、時間の管理について考えることはできない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>
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    <title>時間は普遍的な制約条件　　－　汝の時間を知れ　＜１＞　－</title>
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    <published>2011-09-28T00:07:45Z</published>
    <updated>2011-09-28T00:17:12Z</updated>

    <summary>成果をあげるための身につけておくべき習慣的な能力の第一は、「時間を体系的に管理する」ことです。３つのプロセスが時間管理の基本であるとP．F．ドラッカーはいっています。「私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）第一は「時間を記録すること」、現在何に時間がとられているかの現状分析です。第二は「時間の整理」です。第三は「時間をまとめること」です。</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　成果をあげるための身につけておくべき習慣的な能力の第一は、「時間を体系的に管理する」ことです。３つのプロセスが時間管理の基本であるとP．F．ドラッカーはいっています。</p>

<div class="txt-Drucker">「私の観察では、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">
経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　第一は「時間を記録すること」、現在何に時間がとられているかの現状分析です。<br />
　私は司法書士事務所を開業して間もない方の<a href="http://www.consulting-firm.jp/modules/mentoring7/" target="_blank">メンタリング</a>も行っていますが、毎月やるべきことと期限を決めても、なかなか実行できてないということがしばしばあります。できなかった理由は、「時間がなかった」「忙しかった」です。<br />
　それでは、何にどれだけの時間を使ったのか？　聞いて正確に答えられる人は皆無です。<br />
　忙しくて自分のやりたいことができていないという方は、まず自分がどのような時間の使い方をしているかを正しく把握することから始めましょう。</p>

<p>　第二は「時間の整理」です。<br />
　分析した時間のなかに、経営者としての自身の果たすべき役割と照らし合わせて「非生産的」な使い方をしている時間はありませんか。それは断じて止めなければなりません。</p>

<p>　第三は「時間をまとめること」です。<br />
　一日の時間をなるべく２時間単位で使えるようにまとめましょう。１５分、３０分といった細切れの時間が発生しないようにスケジュールを工夫しましょう。やるべきことには、まとまった時間に集中して当たらなければ、成果をだすことは難しいものです。<br />
　企業によっては一定時間を過ぎると業務終了の案内を流したり、昼間でも電話を受けない時間帯を設けたりすることがありますが、これは思考を中断させないためのひとつの工夫ですよね。</p>

<p>　以上の３つを習慣化すると、時間がみるみる湧き出てくるのが分かります。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>成果をあげる能力は習得できるか　－　成果をあげる能力は習得できる　＜９＞　－</title>
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    <published>2011-09-21T08:46:00Z</published>
    <updated>2011-09-21T08:59:34Z</updated>

    <summary>忙しさに追われて時間ばかりが過ぎていく。努力はしているけれど、新しい領域の開発はうまくいかない。売り上げを増加さようと営業を強化するけれど、競争が激しく、なかなか成果が上がらない。従業員が思ったように動いてくれない。市場が縮小し、コンペティターが増加するなか、焦っても努力しても思ったように成果が出ない。司法書士事務所に限らず、そんな経験をお持ちの経営者の方は多いのではないでしょうか。成果をあげる能力は習得できるのか？　P．F．ドラッカーの答えはＹＥＳです。そして、「経営者の条件」の全体を通してP．F．ドラッカーは、私達に成果をあげるために身につけるべき５つの能力を明示し、解説しています。少し長いですが引用してみましょう。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　忙しさに追われて時間ばかりが過ぎていく。努力はしているけれど、新しい領域の開発はうまくいかない。売り上げを増加さようと営業を強化するけれど、競争が激しく、なかなか成果が上がらない。従業員が思ったように動いてくれない。市場が縮小し、コンペティターが増加するなか、焦っても努力しても思ったように成果が出ない･･････。<br />
　司法書士事務所に限らず、そんな経験をお持ちの経営者の方は多いのではないでしょうか。</p>

<p>　成果をあげる能力は習得できるのか？　P．F．ドラッカーの答えはＹＥＳです。<br />
　そして、「経営者の条件」の全体を通してP．F．ドラッカーは、私達に成果をあげるために身につけるべき５つの能力を明示し、解説しています。少し長いですが引用してみましょう。</p>

<div class="txt-Drucker">「（１）何に自分の時間がとられているかを知ることである。残されたわずかな時間を体系的に管理することである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２）外の世界に対する貢献に焦点を合わせることである。仕事ではなく成果に精力を向けることである。『期待されている成果は何か』からスタートすることである。　　　　　　　　（３）強みを基盤にすることである。自らの強み、上司、同僚、部下の強みの上に築くことである。それぞれの状況下における強みを中心に据えなければならない。弱みを基盤にしてはならない。すなわちできないことからスタートしてはならない。　　　　　　　　　　　　　　　　（４）優れた仕事が際立った成果をあげる領域に力を集中することである。優先順位を決めそれを守るよう自らを強制することである。最初に行うべきことを行うことである。二番手に回したことはまったく行ってはならない。さもなければ何事もなすことはできない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（５）成果をあげるよう意思決定を行うことである。決定とは、つまるところ手順の問題である。そして、成果をあげる決定は、合意ではなく異なる見解に基づいて行わなければならない。もちろん数多くの決定を手早く行うことは間違いである。必要なものは、ごくわずかの基本的な意思決定である。あれこれの戦術ではなく一つの正しい戦略である。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　さあ、次回からそれぞれの能力を見ていくことにしましょう。まずは「汝の時間を知れ」からです。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>成果を大幅に改善する方法　　－　成果をあげる能力は習得できる　＜８＞　－</title>
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    <published>2011-09-14T00:11:47Z</published>
    <updated>2011-09-14T00:18:28Z</updated>

    <summary>武田信玄を中心とした武田氏の戦略・戦術を記した軍学書である「甲陽軍鑑」のなかにある勝利の礎の言葉、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」 は、よく知られています。武田信玄は、人の力こそが国を守るとして城を築きませんでした。個人の能力や特徴を理解し、一人ひとりの才能を引き出す集団（組織）を作ることが重要であるとしたわけです。P．F．ドラッカーもまったく同じことを言っているように思います。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　武田信玄を中心とした武田氏の戦略・戦術を記した軍学書である「甲陽軍鑑」のなかにある勝利の礎の言葉、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」 は、よく知られています。武田信玄は、人の力こそが国を守るとして城を築きませんでした。個人の能力や特徴を理解し、一人ひとりの才能を引き出す集団（組織）を作ることが重要であるとしたわけです。</p>

<p>　P．F．ドラッカーもまったく同じことをいっているように思います。</p>

<div class="txt-Drucker">「人類の歴史は、いかなる分野においても、豊富にいるのは無能な人のほうであることを示している。われわれはせいぜい、一つの分野に優れた能力をもつ人を組織に入れられるだけである。一つの分野に優れた能力をもつ人といえども、他の分野については並みの能力しか持たない。
したがってわれわれは、一つの重要な分野で強みを持つ人が、その強みをもとに仕事を行えるようよう組織をつくることを学ばなければならない。仕事ぶりの向上は、万能な者をリクルートしたり要求水準を上げたりすることによって図れるものではない。それは人間の能力の飛躍ではなく、仕事の方法の改善によって図らなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　私の会社も常に人を募集していますが、面接のときに必ず聞くのは、「その人が何をしたいのか」「１０年後にどうなっていたいのか」ということです。そしてその方の従来のキャリアから、その方の強みがどこにあるのかも併せて確認します。多くの方は「自分はこんなことをやってきたので、きっと御社の役に立てるはずです」とおっしゃいますが、私はまずは、その方がやりたいことを私の会社で実現してあげることができるだろうかを考えます。<br />
　もちろん、経営者としては会社としてすぐにやってもらいたいこともありますから、最初はそこから始めてもらいますが、徐々にその方の強みを生かし、その方のやりたいことが実現できるような仕事やポジションになるべく移していこうと考えます。</p>

<p>　若干、P．F．ドラッカーとは違うかもしれませんが、人はやりたいことやなりたい自分のために能力を開発するのでしょうし、仕事の方法も自身のために改善していくもの、と考えます。組織マネジメントの役割のひとつは、メンバー各人のそれぞれのやりたいことや改善したいことを気づかせたり、応援したりするところにあるのだと思います。それは、一般企業でも司法書士事務所でも変わりないでしょう。</p>]]>
        
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    <title>働く者を取り巻く組織の現実（４）　－　成果をあげる能力は習得できる　＜７＞　－</title>
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    <published>2011-09-07T07:28:08Z</published>
    <updated>2011-09-07T07:36:35Z</updated>

    <summary>仕事の成果をあげようとするメンバーの力を阻害する第四の現実です。「そして最後に、組織の内なる世界にいるという現実がある。」（『経営者の条件』」上田惇生編訳）より具体的にいいますと、「組織は存在することが目的ではない。種の永続が成功ではない。その点が動物とは違う。組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。しかるに組織が成長するほど、特に成功するほど、組織に働く者の関心、努力、能力は組織のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果を忘れていく。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ということです。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　仕事の成果をあげようとするメンバーの力を阻害する第四の現実です。</p>

<div class="txt-Drucker">「そして最後に、組織の内なる世界にいるという現実がある。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』」上田惇生編訳）</div>

<p>　より具体的にいいますと、</p>

<div class="txt-Drucker">「組織は存在することが目的ではない。種の永続が成功ではない。その点が動物とは違う。組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。しかるに組織が成長するほど、特に成功するほど、組織に働く者の関心、努力、能力は組織のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果を忘れていく。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　ということです。<br />
　本来、組織の存在意義とは、外部の世界に対して成果を出すことです。ところが、組織が大きくなればなるほど、中にいる人間は組織内部のことばかりに煩わされるようになります。組織の中にいるがために、組織で働くすべてのひとの意識も具体的な行動も、組織として成果をあげるところから程遠いものになっていくということです。</p>

<p>　司法書士事務所の経営者としては、『組織化』により四つの現実が存在することをまず認識しなければなりません。それらの現実から派生する弊害をいかに少なくするか、個人の意識レベル、組織マネジメントのレベルで、さまざまな工夫を絶えず行っていく必要があります。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>働く者を取り巻く組織の現実（３）　－　成果をあげる能力は習得できる　＜６＞　－</title>
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    <published>2011-08-31T00:57:21Z</published>
    <updated>2011-09-15T06:20:33Z</updated>

    <summary>第二、第三の現実をみてみましょう。「第二に、日常業務に取り囲まれていることがある。自ら現実の状況を変えるための行動をとらないかぎり、彼は日常業務に追われ続ける。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）「成果をあげにくくしている第三の現実が、組織で働いていることである。すなわちほかの者が彼の貢献を利用してくれるときにのみ、成果をあげることができるという現実がある。組織は一人ひとりの人の強みを発揮させるための仕組みである。組織は一人ひとりの人の知識を、ほかの人の資源や動機やビジョンとして使う。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）司法書士事務所に限らず、出勤すると数多くのメールがたまっています。一つひとつのメールに目を通して返信をしていると、あっという間に数時間が過ぎ去ってしまいます。午後からはさまざまな会議、人も訪ねて来ます。さて、今日一日、自分の本来のミッションはどの程度こなすことができたのでしょうか。
</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　第二、第三の現実をみてみましょう。</p>

<div class="txt-Drucker">「第二に、日常業務に取り囲まれていることがある。自ら現実の状況を変えるための行動をとらないかぎり、彼は日常業務に追われ続ける。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士事務所に限らず、出勤すると数多くのメールがたまっています。一つひとつのメールに目を通して返信をしていると、あっという間に数時間が過ぎ去ってしまいます。午後からはさまざまな会議、人も訪ねて来ます。さて、今日一日、自分の本来のミッションはどの程度こなすことができたのでしょうか。</p>

<p>　一日を２時間のブロックに分けて、自分の果たすべきミッションの優先順位にあわせてブロックを振り分け、その時間は耳栓をしてそれ以外のことには対応しない。日常業務に追われずに、経営者としての成果を出すための私なりの工夫です。</p>

<div class="txt-Drucker">「成果をあげにくくしている第三の現実が、組織で働いていることである。すなわちほかの者が彼の貢献を利用してくれるときにのみ、成果をあげることができるという現実がある。組織は一人ひとりの人の強みを発揮させるための仕組みである。組織は一人ひとりの人の知識を、ほかの人の資源や動機やビジョンとして使う。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　前にもいいましたが、他のメンバーが自分の貢献を利用してくれないと成果をあげることができません。ですから、メンバーは常に他のメンバーが自分に対してどのような貢献を求めるのかを知らなければなりませんし、自分が他のメンバーに対してできる貢献が何であるかを知ってもらわなければなりません。組織のなかで働いていくには、そのための努力が必要となるのです。このことを意識している人は非常に少ないと思います。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>働く者を取り巻く組織の現実（２）　－　成果をあげる能力は習得できる　＜５＞　－</title>
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    <published>2011-08-26T06:38:44Z</published>
    <updated>2011-08-26T06:46:58Z</updated>

    <summary>第一の現実についてP．F．ドラッカーは次のように述べています。「第一の現実は、時間がすべて他人にとられてしまうことである。体の動きに対する制約を考えれば、組織の囚人と定義せざるをえない。誰でも彼の時間を奪える。現実に誰もが奪う。このことに抵抗する術はほとんど何もないかのようである。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）
経営者自身もそうですし、組織のメンバーはみな、他人に時間を奪われます。司法書士がひとりであれば、次から次へと現れるクライアントの課題を解決し、非常に効率よく効果を出すことができますが、組織化するとそうはいきません。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    </author>
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　第一の現実についてP．F．ドラッカーは次のように述べています。</p>

<div class="txt-Drucker">「第一の現実は、時間がすべて他人にとられてしまうことである。体の動きに対する制約を考えれば、組織の囚人と定義せざるをえない。誰でも彼の時間を奪える。現実に誰もが奪う。このことに抵抗する術はほとんど何もないかのようである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　経営者自身もそうですし、組織のメンバーはみな、他人に時間を奪われます。司法書士がひとりであれば、次から次へと現れるクライアントの課題を解決し、非常に効率よく効果を出すことができますが、組織化するとそうはいきません。<br />
　スタッフからの質問を受けたり、他のひとが作成した書類をチェックしたり、指示出しもしなければなりません。電話もひっきりなしにかかってきます。本来の効果（クライアントの問題解決をする）を出すために費やしている直接的な時間のいかに少ないことか！　そのことに愕然とします。</p>

<p>　組織内では、ほとんどの人間が外部に対して直接的に効果を出すことはできません。自分が行った仕事は、組織内の他のメンバーによって利用してもらうことによってはじめて成果をあげることができます。ですから、時間が他のメンバーに吸い取られる局面が増えるのは必然的なことなのです。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>働く者を取り巻く組織の現実（１）　－　成果をあげる能力は習得できる　＜４＞　－</title>
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    <published>2011-08-19T07:54:17Z</published>
    <updated>2011-08-19T08:19:52Z</updated>

    <summary>司法書士は、ひとりで直接的に外部に対して貢献できるにもかかわらず組織体を作ります。より多くの人に貢献できる、別の地域の人に貢献できる、より質の高い貢献ができる、安く貢献できる、複合的に貢献できる･･････個人ではできない貢献ができるからこその『組織化』です。そのような司法書士の『組織化』のモチベーションは自由競争から生まれると私は思います。司法書士が規制で縛られ、かつ規制で守られているうちは『組織化』は限定的にしか起こりません。自由競争のなかで生き残っていくためには今まで以上の貢献が必須であるという外的要因があってはじめて、組織化は進みます。しかし一方、『組織化』は仕事の成果をあげようとするメンバーの力をそぐという副作用を発生させます。
</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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        <category term="司法書士　マネジメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ドラッカー" label="ドラッカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="経営" label="経営" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　司法書士は、ひとりで直接的に外部に対して貢献できるにもかかわらず組織体を作ります。より多くの人に貢献できる、別の地域の人に貢献できる、より質の高い貢献ができる、安く貢献できる、複合的に貢献できる･･････個人ではできない貢献ができるからこその『組織化』です。</p>

<p>　そのような司法書士の『組織化』のモチベーションは自由競争から生まれると私は思います。司法書士が規制で縛られ、かつ規制で守られているうちは『組織化』は限定的にしか起こりません。自由競争のなかで生き残っていくためには今まで以上の貢献が必須であるという外的要因があってはじめて、組織化は進みます。</p>

<p>　しかし一方、『組織化』は仕事の成果をあげようとするメンバーの力をそぐという副作用を発生させます。</p>

<div class="txt-Drucker">「組織の中のエグゼクティブはまったく違う状況に置かれている。通常、彼らは自分ではコントロールできない四つの大きな現実に囲まれている。それらの現実は、いずれも組織に組み込まれ日常の仕事に組み込まれている。彼らにとっては、それのものと共生するしか選択の余地はない。しかも四つの現実のいずれもが、仕事の成果をあげ業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　さらに、P．F．ドラッカーは、四つの現実が、経営者を含むエグゼクティブの仕事の成果をあげることを阻害すると言っています。その現実についてまた、一つひとつみてみましょう。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>中間管理職はエグゼクティブか　　－　成果をあげる能力は習得できる　＜３＞　－</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://dojou.mentoragent.org/2011/08/ability-3.html" />
    <id>tag:dojou.mentoragent.org,2011://7.318</id>

    <published>2011-08-11T00:23:18Z</published>
    <updated>2011-08-11T00:29:05Z</updated>

    <summary>司法書士事務所の中間管理職は、前回引用したP．F．ドラッカーの「現場管理者」に良く似ていると思いませんか。司法書士事務所では中間管理職がエグゼクティブであることは稀だと私は感じています。その理由としては、司法書士資格者には職人的な志向や能力を持つ方が多く、経営者でも組織をマネジメントすることに慣れていないということ、資格者以外の人間は司法書士の仕事の方向付けや範囲、仕事の質や方法についてコメントできない、もしくは、できる能力があったとしても司法書士からの抵抗が強い、といったことがあげられます。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　司法書士事務所の中間管理職は、前回引用したP．F．ドラッカーの「現場管理者」に良く似ていると思いませんか。司法書士事務所では中間管理職がエグゼクティブであることは稀だと私は感じています。</p>

<p>　その理由としては、司法書士資格者には職人的な志向や能力を持つ方が多く、経営者でも組織をマネジメントすることに慣れていないということ、資格者以外の人間は司法書士の仕事の方向付けや範囲、仕事の質や方法についてコメントできない、もしくは、できる能力があったとしても司法書士からの抵抗が強い、といったことがあげられます。</p>

<div class="txt-Drucker">「地位やその知識のゆえに、日常業務において、組織全体の活動や業績に対して、重要な影響をもつ意思決定を行う経営管理者や専門家などの知識労働者をエグゼクティブ」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　と、P．F．ドラッカーは呼んでいます。ですから、エグゼクティブはその成果によってのみ評価されるということになります。どれだけの時間をかけたかではなく、どれだけの成果をあげたかが彼らの評価の基準になります。</p>

<p>　司法書士事務所の人事評価制度の体系作りをお手伝いすることがありますが、設計の基本コンセプトで重要なことは、エグゼクティブかそれ以外かの基準、その事務所にとってエグゼクティブの成果とは何か、そしてその成果をどのように定量評価するかという３つです。エグゼクティブでない知識労働者の評価は、おおよそ熟練度・年齢・時間で行うしかありません。</p>]]>
        
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    <title>エグゼクティブとは　　－　成果をあげる能力は習得できる　＜２＞　－</title>
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    <published>2011-08-03T02:03:11Z</published>
    <updated>2011-08-03T02:23:33Z</updated>

    <summary>Ｐ．F．ドラッカーは、知識労働者を「エグゼクティブ」と「それ以外」に分類します。「今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）司法書士事務所の所長は当然のことながらエグゼクティブでしょう。組織の長がその役割を果たすことができなければ、その組織はいずれ衰退します。勤務司法書士はどうでしょうか。その勤務司法書士が「自らの知識に基づいて組織の活動に実質的な貢献」を行っていれば、エグゼクティブといえます。勤務司法書士が、自分の知識を生かし自ら判断するということをほとんど行わず、機械的に流れてくる仕事に対処しているのであれば、エグゼクティブとは言いがたいことになります。
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　P．F．ドラッカーは、知識労働者を「エグゼクティブ」と「それ以外」に分類します。</p>

<div class="txt-Drucker">「今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、すべてエグゼクティブである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士事務所の所長は当然のことながらエグゼクティブでしょう。組織の長がその役割を果たすことができなければ、その組織はいずれ衰退します。<br />
　勤務司法書士はどうでしょうか。その勤務司法書士が「自らの知識に基づいて組織の活動に実質的な貢献」を行っていれば、エグゼクティブといえます。勤務司法書士が、自分の知識を生かし自ら判断するということをほとんど行わず、機械的に流れてくる仕事に対処しているのであれば、エグゼクティブとは言いがたいことになります。</p>

<p>　司法書士事務所のなかには、司法書士資格者以外のスタッフも多数存在し、さまざまな役割を果たしています。P．F．ドラッカーの次の文章をご覧になって、みなさんはどのような人を連想しますか。私の考えは次回に！</p>

<div class="txt-Drucker">「経営管理者の中には、エグゼクティブでない者も大勢いる。すなわち、組織の中には、部下、しかもかなり多くの部下をもちながら、組織全体の成績に重大な影響を及ぼさない人たちがいる。工場の現場管理者の大部分がこの範疇に入る。彼らは文字どおり現場管理者にすぎない。他人の仕事を管理するという意味においての経営管理者である。部下の仕事の方向づけや範囲、仕事の質や方法については何らの責任も権限もない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>
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