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    <title>山口毅の司法書士事務所 経営道場！</title>
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    <updated>2012-05-15T04:08:14Z</updated>
    <subtitle>「縁結び侍」こと、株式会社コンサルティングファーム代表取締役　山口毅のブログ</subtitle>
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    <title>自らの成果をあげる　－　人の強みを生かす　＜６＞　－</title>
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    <published>2012-05-15T03:59:10Z</published>
    <updated>2012-05-15T04:08:14Z</updated>

    <summary>組織のトップであっても組織のなかでの役割があるので、やっていいことと悪いことがあります。
自分がやったほうが早いし、うまくいく、司法書士の実務面ではそういうことが多々あります。それで仕事をかかえすぎてイライラしている経営者が多いのではないのでしょうか。でも、そんなことでイライラしても問題は解決しません。それよりも経営者として自分がやるべき仕事を探しましょう。「成果をあげるエグゼクティブはそれらのものを探す。まず初めに『何ができるか』という質問からスタートするならば、ほとんどの場合、手持ちの時間や資源では処理できなくなるほど、多くのことがあることを知るはずである。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）経営者自身がどのようなやり方をすれば最も効果を上げることができるのか、これも意識して自己分析してみると面白いですし、それがわかってしまえば、以後は非常に効率的に物事を進められるようになります。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　組織のトップであっても組織のなかでの役割があるので、やっていいことと悪いことがあります。<br />
　自分がやったほうが早いし、うまくいく、司法書士の実務面ではそういうことが多々あります。それで仕事をかかえすぎてイライラしている経営者が多いのではないのでしょうか。でも、そんなことでイライラしても問題は解決しません。それよりも経営者として自分がやるべき仕事を探しましょう。</p>

<p><br />
<div class="txt-Drucker">「成果をあげるエグゼクティブはそれらのものを探す。まず初めに『何ができるか』という質問からスタートするならば、ほとんどの場合、手持ちの時間や資源では処理できなくなるほど、多くのことがあることを知るはずである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div></p>

<p>　経営者自身がどのようなやり方をすれば最も効果を上げることができるのか、これも意識して自己分析してみると面白いですし、それがわかってしまえば、以後は非常に効率的に物事を進められるようになります。</p>

<div class="txt-Drucker">「成人する頃には誰でも、朝と夜のどちらが仕事をしやすいかを知っている。大まかに下書きをしてから書くのと、じっくり完璧な文書を一つひとつ書くのと、いずれがよい文章を書けるかを知っている。原稿を準備した場合と、メモだけの場合と、まったく何もなしの場合と、いずれがよいスピーチをできるかを知っている。さらには、チームの一員としてか、一人でか、いずれがよい仕事をできるかを知っている。チームの一員としては全く駄目かもしれない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>]]>
        
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    <title>上司の強みを生かす　－　人の強みを生かす　＜５＞　－</title>
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    <published>2012-05-08T07:14:28Z</published>
    <updated>2012-05-08T07:21:20Z</updated>

    <summary>司法書士事務所に限らず、経営者は自分の時間を作るために人を採用します。自分の時間を作るために必要な人とは、自分でなくてもできることをやってくれる人、自分の強みを引き出してくれる人、ということです。そして、自分の強みを引き出してくれる人とは、自分の弱みを補足してくれる人、自分の強みを生かしてくれる人となります。これを部下（所員）の立場からみて、自分が成果を出すためにどうすればよいか考えてみると、「『上司は何がよくできるか』『何をよくやったか』『強みを生かすためには何を知らなければならないか』『成果をあげるためには、部下の私から何を得なければならないか』を考える必要がある。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ということになります。上司（所長）の悪いところをあげつらって文句を言ってみても、結局、上司が成果をあげてくれなければ部下は成果を出すことができません。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　司法書士事務所に限らず、経営者は自分の時間を作るために人を採用します。<br />
自分の時間を作るために必要な人とは、自分でなくてもできることをやってくれる人、自分の強みを引き出してくれる人、ということです。そして、自分の強みを引き出してくれる人とは、自分の弱みを補足してくれる人、自分の強みを生かしてくれる人となります。これを部下（所員）の立場からみて、自分が成果を出すためにどうすればよいか考えてみると、</p>

<div class="txt-Drucker">「『上司は何がよくできるか』『何をよくやったか』『強みを生かすためには何を知らなければならないか』『成果をあげるためには、部下の私から何を得なければならないか』を考える必要がある。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　ということになります。上司（所長）の悪いところをあげつらって文句を言ってみても、結局、上司が成果をあげてくれなければ部下は成果を出すことができません。それでは上司の強みを知る方法はどこにあるのでしょう。そのひとつの視点についてP．F．ドラッカーは次のように言います。</p>

<div class="txt-Drucker">「上司もまた人であって、それぞれの成果のあげ方があることを知らなければならない。上司に特有の仕事の仕方を知る必要がある。単なる癖や習慣かもしれない。しかしそれらは実在する現実である。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<div class="txt-Drucker">「読む人に対しては口で話しても時間の無駄である。彼らは、読んだあとでなければ聞くことができない。逆に、聞く人に分厚い報告書を渡しても紙の無駄である。耳で聞かなければ何のことか理解できない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　上司がどんな特性を持つのかを知ること、それが上司を生かす鍵になるということですね。<br />
　ちなみに、これは、部下⇒上司という視点だけでなく、上司⇒部下でも当然あてはまりますし、対クライアントの担当者といった外部の関係にもあてはまります。いろいろと応用が利くのでお考えになってみたらよいと思います。</p>]]>
        
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    <title>４つの原則（続き）　－　人の強みを生かす　＜４＞　－</title>
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    <published>2012-04-26T23:27:56Z</published>
    <updated>2012-04-26T23:38:33Z</updated>

    <summary>　強みに基づいた人事を行うための４つの原則についての続きです。三つめは、その人間にできることか、をチェックすることです。どうすれば判断できるのでしょうか。Ｐ.Ｆ.ドラッカーは普段からの人事考課が重要としています。ただ人事考課が通常は（今の日本の人事考課がそれに該当するかどうかは不明ですが）ポジティブ面（うまくいっていること）の評価ではなく、ネガティブな面（うまくいっていないこと）の評価を行っているがゆえに、そのままでは役に立たないそうです。司法書士事務所の考課においても思い当たることがあるのではないでしょうか？
経営者は、以下のような独自の視点で評価すべきと言っています。四つめは、弱みを我慢することです。強みに注目し、強みを生かすためには、弱みがその強みを阻害しない範囲で無視する必要があるということです。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　強みに基づいた人事を行うための４つの原則についての続きです。三つめは、その人間にできることか、をチェックすることです。</p>

<p>　どうすれば判断できるのでしょうか。Ｐ.Ｆ.ドラッカーは普段からの人事考課が重要としています。ただ人事考課が通常は（今の日本の人事考課がそれに該当するかどうかは不明ですが）ポジティブ面（うまくいっていること）の評価ではなく、ネガティブな面（うまくいっていないこと）の評価を行っているがゆえに、そのままでは役に立たないそうです。司法書士事務所の考課においても思い当たることがあるのではないでしょうか？<br />
経営者は、以下のような独自の視点で評価すべきと言っています。</p>

<div class="txt-Drucker">「まず貢献の目標と実際の成果を記録する。その後、次の四点について評価する。

<p>　　　（１）	よくやった仕事は何か</p>

<p>　　　（２）	よくできそうな仕事は何か</p>

<p>　　　（３）	強みを発揮するには何を知り何を身につけなければならないか</p>

<p>　　　（４）	彼の下で自分の子供を働かせたいと思うか</p>

<p>　　　　　①　そうであるならなぜか<br />
           <br />
　　　　　②　そうでないならなぜか</p>

<p>」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div></p>

<p>　成果報酬、目標管理など日本でことごとく失敗したと言われている人事評価制度は、おそらくその人の強みを知るということに力点がなく、報酬と連動させて業績を上げるというところに比重を置いたためにうまくいかなかったのかもしれません。<br />
評価者側が、その人の強みを知るための評価であることを認識し、そのことを部下にきちんと伝えていれば、もう少し建設的な取り組みができたように思います。</p>

<p>　四つめは、弱みを我慢することです。<br />
　強みに注目し、強みを生かすためには、弱みがその強みを阻害しない範囲で無視する必要があるということです。では、強みを阻害する弱みがある場合、どうするのでしょうか。</p>

<div class="txt-Drucker">「マーシャルは強みの発揮を制約する弱みだけを気にした。しかしそのような弱みさえ、仕事と機会を与えることによって乗り越えさせようとした。

<p><br />
　　たとえばマーシャルは、一九三〇年代の中頃、アイゼンハワー少佐に戦略的な思考を身につけさせるため戦略部門の仕事につかせた。その結果アイゼンハワーが戦略家になれたわけではなかった。しかし、戦略に対する敬意と理解力を身につけた。こうしてチーム編成や戦術についての彼の強みに対する制約が取り除かれた。</p>

<p>」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div></p>

<p>　弱みそのものを修正することを考えるのではなく、強みを生かすために障害となる弱みをカバーするというか軽減する方法を考えたほうがよいということでしょう。</p>

<p>　経営者自身の強みを知り、部下の強みを知る、そしてその強みを生かすためにはどうすればよいのか、そのことを常に考え実行できれば、組織として成果を出す一歩を踏み出すことができるのでしょうね。</p>]]>
        
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    <title>強みに基づいた人事を行うための４つの原則　－　人の強みを生かす　＜３＞　－</title>
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    <published>2012-04-23T05:29:18Z</published>
    <updated>2012-04-23T05:37:43Z</updated>

    <summary>　Ｐ．Ｆ．ドラッカーは強みに基づいた人事を行うためには、４つの原則があるといいます。ひとつめは、仕事が適切に設計されているかを確認するということです。「仕事が、自然の摂理や神の手によるものであるかのごとき前提から出発してはならない。仕事は人の手によるものである。したがって不可能な仕事、人にはできない仕事をつくってはならない。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ふたつめは、仕事が多くを要求する大きなものかを確認することです。「実際に仕事につくのは生身の人間である。そして最も単純な仕事でさえ、要求するものは必ず変化していく。しかも突然変化していく。そのため仕事と人の完全な適合は急速に不適合へと変わる。したがたって、仕事はそもそもの初めから大きくかつ多くを要求するものとして設計した場合においてのみ、変化した状況の新しい要求に応えていくことができる。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）仕事は可変的であるがゆえに、あまりにも狭い領域に限定した仕事を任せると、人と仕事とのミスマッチが広がるリスクがあるということです。特に新人を受け入れるときに配慮が必要です。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　Ｐ．Ｆ．ドラッカーは強みに基づいた人事を行うためには、４つの原則があるといいます。そのひとつめは、仕事が適切に設計されているかを確認するということです。</p>

<div class="txt-Drucker">「仕事が、自然の摂理や神の手によるものであるかのごとき前提から出発してはならない。仕事は人の手によるものである。したがって不可能な仕事、人にはできない仕事をつくってはならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　もう少し詳しくいうと、</p>

<div class="txt-Drucker">「前職において十分な仕事ぶりを示してきた人を二人、三人と挫折させる仕事は、そもそも人の仕事ではないものと考えなければならない。そのような仕事は設計し直さなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士事務所でも、なぜかこのポジションには人がなかなか定着しない、うまく仕事をこなせないということがよくあります。それは、仕事そのものが適切に設計されていないからかもしれません。経営者自身ができても意味がありません。もしかしたら、経営者の特性にのみ合った仕事になっているかもしれません。</p>

<p>　ふたつめは、仕事が多くを要求する大きなものかを確認することです。</p>

<div class="txt-Drucker">「実際に仕事につくのは生身の人間である。そして最も単純な仕事でさえ、要求するものは必ず変化していく。しかも突然変化していく。そのため仕事と人の完全な適合は急速に不適合へと変わる。したがたって、仕事はそもそもの初めから大きくかつ多くを要求するものとして設計した場合においてのみ、変化した状況の新しい要求に応えていくことができる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　仕事は可変的であるがゆえに、あまりにも狭い領域に限定した仕事を任せると、人と仕事とのミスマッチが広がるリスクがあるということです。特に新人を受け入れるときに配慮が必要です。</p>

<div class="txt-Drucker">「大工や機械工として仕事ができるかは前もってテストできる。しかし知識労働に適したテストはない。知識労働において必要なものは、あれこれのスキルではなく総合的な適性と能力だからである。それらは実際に仕事をして初めて明らかになる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士試験に合格したばかりの未経験者を採用する場合を考えてみてください。その方の特性をつかむためには、さまざまな仕事をやらせてみるということが重要です。未経験分野についての強みは、その人自身も採用する事務所側も事前に理解することはできないでしょう。経営者が知るべきことは、その人が何をできるかです。それを知るためには、多くを要求する大きな仕事を担当させてみることです。</p>]]>
        
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    <title>弱みを打ち消す組織をつくるには　－　人の強みを生かす　＜２＞　－</title>
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    <published>2012-04-16T05:25:25Z</published>
    <updated>2012-04-16T05:33:44Z</updated>

    <summary>人は組織を必要とし、組織は人を必要とします。組織に属さずにすべてをこなすことができるスーパーマン、そんな人はめったにいません。組織が強みを生かし、弱みを消してくれる、だから人は組織を必要とするわけです。そして組織は、多様な人材を生かすことによって、総体としてまるで一つの生き物のように組織の外に対して成果を出すことができます。「われわれはそのような弱みを仕事や成果とは関係のない個人的な欠点にしてしまうよう、組織をつくらなければならない。強みだけを意味あるものとするよう、組織を構築しなければならない。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）</summary>
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        <name>山口毅</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　人は組織を必要とし、組織は人を必要とします。なぜなら、</p>

<div class="txt-Drucker">「組織とは、強みを成果に結びつけつつ、弱みを中和し無害化するための道具である。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　組織に属さずにすべてをこなすことができるスーパーマン、そんな人はめったにいません。組織が強みを生かし、弱みを消してくれる、だから人は組織を必要とするわけです。<br />
　そして組織は、多様な人材を生かすことによって、総体としてまるで一つの生き物のように組織の外に対して成果を出すことができます。ですから私たち経営者がやらなければならないことは、</p>

<div class="txt-Drucker">「われわれはそのような弱みを仕事や成果とは関係のない個人的な欠点にしてしまうよう、組織をつくらなければならない。強みだけを意味あるものとするよう、組織を構築しなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　ということです。ただこれがなかなか難しい。Ｐ．Ｆ．ドラッカーはその原因として以下の点を挙げています。</p>

<div class="txt-Drucker">「主たる理由は、目の前の人事が人の配置ではなく仕事の配置として現れているからである。したがって、ものの順序として仕事からスタートしてしまい、次の段階としてその仕事に配置すべき人を探すということになるからである。そうなると、最も不適格な人、すなわち最も無難な人を探すという誤った道を取りやすい。結果は凡庸な組織である。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士の仕事に限らず、プロジェクトが決まり、それをいざ遂行するという順序から考えると、人の強みを生かすという観点が弱くなり、無難なチーム作りになりがちだということはわかります。<br />
　<br />
　ではどうすればよいのでしょうか？人に合わせて仕事を決めことができるのでしょうか。それもなかなか難しい気がします。人の強みをベースにしてジグソーパズルをはめて行っても、パズルは完成しないでしょう。</p>

<div class="txt-Drucker">「仕事は客観的に設計しなければならない。人の個性ではなく、なすべき仕事によって設計しなければならない。
　仕事の範囲や位置づけを修正すれば、組織全体に連鎖反応が及ぶ。組織において、仕事は互いに依存関係にあり、連動している。一人を一つの仕事につけるために、あらゆる人の仕事と責任を変えることはできない。人に合わせて仕事の構造を変えるならば、仕事と人材の乖離は増大するばかりである。十指に余る人たちを動かさなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　パズルを完成させるには、仕事の設計から考えないといけないのです。</p>]]>
        
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    <title>強みによる人事はなぜ必要か　－　人の強みを生かす　＜１＞　－</title>
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    <published>2012-04-09T08:36:55Z</published>
    <updated>2012-04-09T08:46:46Z</updated>

    <summary>Ｐ．Ｆ．ドラッカーは言います。「できることではなく、できないことに気をとられ、弱みを避けようとする者は弱い人である。おそらくは強い人に脅威を感じるのであろう。しかし部下が強みをもち成果をあげることによって苦労させられた者など一人もいない。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）そう、人の欠点は目につくもので、その人の長所、強みは見えないことが多いため、ともすると経営者は弱みに着目して人事を行いがちですが、注目すべきは強みなのです。「人に成果をあげさせるには、『自分とうまくいっているか』を考えてはならない。『いかなる貢献ができるか』を問わなければならない。『何ができないか』を考えてもならない。『何を非常によくできるか』を考えなければならない。特に人事では一つの重要な分野における卓越性を求めなければならない。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　司法書士事務所の例ではありますが、それまで扱いにくい、ミスが多い、凡庸、そう思っていた社員が、事務所が危機的な状況に陥った時に思わぬ力を発揮して事務所を救った、そんな話を私は数多く知っています。<br />
　たとえば、多くの者が離反するなか最後までボスとともに行動し、事務所の再起のきっかけを作った。たとえばスタッフの一人が急にやめることになったとき、何カ月も毎日深夜まで黙々と仕事をこなしてくれた。</p>

<p>　Ｐ．Ｆ．ドラッカーは言います。</p>

<div class="txt-Drucker">「できることではなく、できないことに気をとられ、弱みを避けようとする者は弱い人である。おそらくは強い人に脅威を感じるのであろう。しかし部下が強みをもち成果をあげることによって苦労させられた者など一人もいない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　そう、人の欠点は目につくもので、その人の長所、強みは見えないことが多いため、ともすると経営者は弱みに着目して人事を行いがちですが、注目すべきは強みなのです。</p>

<div class="txt-Drucker">「人に成果をあげさせるには、『自分とうまくいっているか』を考えてはならない。『いかなる貢献ができるか』を問わなければならない。『何ができないか』を考えてもならない。『何を非常によくできるか』を考えなければならない。特に人事では一つの重要な分野における卓越性を求めなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>]]>
        
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    <title>会議の成果をあげる　－　どのような貢献ができるか　＜７＞　－</title>
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    <published>2012-03-29T07:16:09Z</published>
    <updated>2012-03-29T07:28:48Z</updated>

    <summary>ウィキペディアによりますと、ファシリテーターとは「会議やミーティング、住民参加型のまちづくり会議やシンポジウム、ワークショップなどにおいて、議論に対して中立な立場を保ちながら話し合いに介入し、議論をスムーズに調整しながら合意形成や相互理解に向けて深い議論がなされるよう調整する役割を負った人」だそうです。
Ｐ．Ｆ．ドラッカーは会議の成果をあげるための要件のひとつは、ファシリテーターと討議に参加する人を分けることだと言っています。私もファシリテーター役をすることがたまにありますが、どうしても自分の意見を言いたくなります。いかにメンバーを生かすか、意見を引き出すか。その役割を忘れないようにしなければ、と何度も言い聞かせています。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　コンサルティングファームの主宰するメンターネットワークでは、さまざまな<a href="http://www.cyber-mentor.org/modules/mentornetwork/content0007.html" target="_blank">実践型研究会</a>（人事系のＨ．Ｒ．Ｓ、医療系のＭｅｄＳ、相続関連の相続支援隊など）が活動を行っています。２か月に１回、定期的なミーティングを行っていますが、毎回必ずファシリテーター役を決めて交代で担当してもらっています。</p>

<p>　ウィキペディアによりますと、ファシリテーターとは「会議やミーティング、住民参加型のまちづくり会議やシンポジウム、ワークショップなどにおいて、議論に対して中立な立場を保ちながら話し合いに介入し、議論をスムーズに調整しながら合意形成や相互理解に向けて深い議論がなされるよう調整する役割を負った人」だそうです。</p>

<p>　Ｐ．Ｆ．ドラッカーは会議の成果をあげるための要件のひとつは、ファシリテーターと討議に参加する人を分けることだと言っています。</p>

<div class="txt-Drucker">「会議を生産的にするための原則は他にもある。例えば、会議を司会しつつ重要な発言に耳を傾けることはできる。あるいは討議に参加して発言することもできる。しかしこの両方を同時に行うことはできない。だがこの原則は、明白でありながら大体において無視されている。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　私もファシリテーター役をすることがたまにありますが、どうしても自分の意見を言いたくなります。いかにメンバーを生かすか、意見を引き出すか。その役割を忘れないようにしなければ、と何度も言い聞かせています。訓練が必要ですね。</p>

<p>　またＰ．Ｆ．ドラッカーは、会議の出すべき成果を明確にすることが会議成功のカギだとも言っています。</p>

<div class="txt-Drucker">「したがって成果をあげるには、会議や報告書やプレゼンテーションから何を得るべきかを知り、何を目的とすべきかを知らなければならない。『なぜこの会議を開くのか』『決定するためか、情報を与えるためか、確認するためか』を問う必要がある。
さらにまた、会議を招集する前、報告会を聞く前、説明会を準備する前に、それぞれの目的を明らかにすべきことを主張しなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　会議を招集するとき、会議の目的が明確でなければ準備もできません。会議中も、発言が目的に沿っているのか、横にそれているのか、どのような発言を認めて、どの発言を認めるべきでないも判断できないことになります。</p>

<p>　意外に、目的があいまいな会議が多いような気がします。<br />
</p>]]>
        
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    <title>成果をあげるうえで必要な能力　－　どのような貢献ができるか　＜６＞　－</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://dojou.mentoragent.org/2012/03/contribution-6.html" />
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    <published>2012-03-12T23:32:55Z</published>
    <updated>2012-03-12T23:41:40Z</updated>

    <summary>成果をあげるために向上すべき四つの能力について、引き続き考えてみましょう。
第二にチームワーク。第三に自己開発。第四に人材育成。「人、特に知識労働者というものは、自らが自らに課す要求に応じて成長する。自らが成果や業績とみなすものに従って成長する。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ものですから、自らの成果や業績とみなすものを知らなければ、司法書士事務所の経営者やそこで働く資格者は、自己開発もせず人材育成もしないということになるわけです。
</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    <category term="経営" label="経営" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　成果をあげるために向上すべき四つの能力について、引き続き考えてみましょう。</p>

<p>　第二にチームワーク。<br />
　ウィキペディアによると、「チームワーク（teamwork）とは集団に属しているメンバーが同じ目標を達成するために行う作業、協力、意識、行動など。」と定義されています。P．F．ドラッカーは上下の指示命令系統ではない、横の人間関係（チーム）に基づく「ワーク」をチームワークと呼んでいるようです。</p>

<div class="txt-Drucker">「果たすべき貢献を考えることによって、横へのコミュニケーションが可能となり、その結果チームワークが可能となる。自らの生み出すものが成果に結びつくには、誰にそれを利用してもらうべきかとの問いが、命令系統の上でも下でもない人たちの大切さを浮き彫りにする。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　たとえば司法書士事務所における債務整理業務の分業は、面談⇒引き直し計算⇒方針決め⇒交渉⇒和解という手順で進みますが、全体を通しての成果「スピーディに債務者の意向に沿った債務整理を行う」という目的のために、それぞれの部門が全体を見つつ、次の工程がスムーズに実行されるためにはどのような貢献が必要かと考えることによって成果を出す「ワーク」として実現されることになります。</p>

<p>　第三に自己開発。<br />
　これはわかりやすいですね。</p>

<div class="txt-Drucker">「自己開発は、その成果の大部分が貢献に焦点を合わせるかどうかにかかっている。組織に対する自らの貢献を問うことは、いかなる自己開発が必要か、いかなる知識や技能を身につけるか、いかなる強みを仕事に適用するか、いかなる基準をもって自らの基準とするかを考えることである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　第四に人材育成。P．F．ドラッカーは、</p>

<div class="txt-Drucker">「部下、同僚、上司を問わず、他の人の自己開発を触発すること」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>と考えており、これも貢献に焦点を合わせることで実現できると言っています。</p>

<div class="txt-Drucker">「人、特に知識労働者というものは、自らが自らに課す要求に応じて成長する。自らが成果や業績とみなすものに従って成長する。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　ものですから、自らの成果や業績とみなすものを知らなければ、司法書士事務所の経営者やそこで働く資格者は、自己開発もせず人材育成もしないということになるわけです。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>人間関係のあるべき姿　－　どのような貢献ができるか　＜５＞　－</title>
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    <published>2012-02-27T02:06:53Z</published>
    <updated>2012-02-27T02:25:50Z</updated>

    <summary>他のメンバーに対し貢献するためには、コミュニケーション、チームワーク、自己開発、人材育成という四つの能力の向上が必要になるということです。その一つひとつについて考えてみることにしましょう。第一のコミュニケーション。当然のことですが、コミュニケーションはお互いに相手が言ったこと、考えていること、理解していること、を正確に感知するための手段です。ただ、経験的にいうと、人は同じことを言っても、まったく異なる理解をするし、同じものを見ても、まったく違う見方をするという現実があります。「部下は、上司が言うことではなく、自分が聞きたいことを聞き取る。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ではコミュニケーションを成立させるためにはどうすればよいのでしょか。「『あなたの知識や能力を最もよく活用できる道は何か』を聞く。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）　ことです。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    <category term="コミュニケーション" label="コミュニケーション" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="チームワーク" label="チームワーク" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　楽しい事務所。毎朝ぱっちりと目が覚めて、さあ今日も元気に行くぞと思えるような事務所。それは、成果を出している事務所でしょう。<br />
　成果、すなわち外部に貢献ができている、そのことを実感できる事務所に所属して、その成果に貢献できていることこそが事務所のメンバーの喜びです。<br />
　司法書士事務所に限らず一般企業においても同じことでしょう。経営者は成果をだせる組織を作らなければなりません。</p>

<div class="txt-Drucker">「仕事上の関係において成果がなければ、温かな会話や感情も無意味である。貧しい関係のとりつくろいにすぎない。逆に関係者全員に成果をもたらす関係であれば、失礼な言葉があっても人間関係を壊すことはない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　なぜか？　組織での人間関係は、『成果を出す』その一点のためだけに形作られているからです。それでは組織のなかで成果を出すために、私たちはどのような能力を磨く必要があるのでしょうか。P．F．ドラッカーは言います。</p>

<div class="txt-Drucker">「われわれは貢献に焦点を合わせることによって、コミュニケーション、チームワーク、自己開発、人材育成という、成果をあげるうえで必要な四つの基本的な能力を身に付けることができる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　他のメンバーに対し貢献するためには、コミュニケーション、チームワーク、自己開発、人材育成という四つの能力の向上が必要になるということです。その一つひとつについて考えてみることにしましょう。</p>

<p>　第一のコミュニケーション。<br />
　当然のことですが、コミュニケーションはお互いに相手が言ったこと、考えていること、理解していること、を正確に感知するための手段です。ただ、経験的にいうと、人は同じことを言っても、まったく異なる理解をするし、同じものを見ても、まったく違う見方をするという現実があります。</p>

<div class="txt-Drucker">「部下は、上司が言うことではなく、自分が聞きたいことを聞き取る。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　では、コミュニケーションを成立させるためにはどうすればよいのでしょか。</p>

<div class="txt-Drucker">「『あなたの知識や能力を最もよく活用できる道は何か』を聞く。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　ことです。そして、</p>

<div class="txt-Drucker">「その結果、まず部下が、『自分はどのような貢献を期待されるべきか』を考えるようになる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳））</div>

<p>　そのことが、「求められる貢献を知る」というコミュニケーションの出発点になるのだと思います。</p>]]>
        
    </content>
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<entry>
    <title>専門家に成果を上げさせるには　－　どのような貢献ができるか　＜４＞　－</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://dojou.mentoragent.org/2012/02/contribution-4.html" />
    <id>tag:dojou.mentoragent.org,2012://7.943</id>

    <published>2012-02-15T01:07:03Z</published>
    <updated>2012-02-15T01:17:03Z</updated>

    <summary>知識労働者である司法書士事務所のメンバーは、自身が生産しているアウトプットを他のメンバーが利用してくれることでしか、組織のなかで貢献することはできません。そして、その貢献こそがそのメンバーの成果となるわけです。では、自分のアウトプットを他のメンバーに利用してもらうためにはどうすればよいか。それは、他のメンバーが自分に何を求めているのかを知り、他のメンバーが自分のアウトプットを使いやすい状態を実現するということでしかありません。業務の停滞は、他のメンバーが自身に求めている貢献を真の意味で理解しておらず、理解していたとしても相手が自身のアウトプットを使えるような状態を実現する努力を怠っている場合に起こることが驚くほど多いのです。
それらの問題を解消しても、それでもなお忙しいということであれば、本当の人員不足といえるでしょう</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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    </author>
    
        <category term="司法書士　マネジメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ドラッカー" label="ドラッカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マネジメント" label="マネジメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="経営" label="経営" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　司法書士事務所の経営者の方から、「従業員が忙しすぎて、このままではもたないので新しい人材を採用したい。」との依頼をいただくことがあります。<br />
その場合、私が必ず聞くのは、「その忙しさを解消するにはどのような役割を果たす人材が必要ですか？　そもそもどうして従業員はそんなに忙しいのでしょう？　業務効率を上げるための努力はされましたか？」ということです。</p>

<p>　ヒアリングしていくと、いろいろなことがわかってきます。<br />
従業員一人ひとりの問題の場合もありますし、従業員間、または従業員とボスの間のコミュニケーションの問題である場合もあります。<br />
　たとえば、ボスの指示の出し方が不適切で従業員が依頼事項を理解できていない、ボスが決定をしないので中途半端なままで多くの業務が滞っている、といった類のことはよくあることです。</p>

<div class="txt-Drucker">「知識労働者が生産するのは物ではなく、アイデア、情報、コンセプトである。知識労働者は、ほとんどが専門家である。彼らは一つのことだけをよく行うとき、すなわち専門化したとき大きな成果をあげる。しかし専門知識はそれだけでは断片にすぎず不毛である。専門家のアウトプットは、他の専門家のアウトプットと統合されて成果となる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　知識労働者である司法書士事務所のメンバーは、自身が生産しているアウトプットを他のメンバーが利用してくれることでしか、組織のなかで貢献することはできません。そして、その貢献こそがそのメンバーの成果となるわけです。<br />
では、自分のアウトプットを他のメンバーに利用してもらうためにはどうすればよいか。それは、他のメンバーが自分に何を求めているのかを知り、他のメンバーが自分のアウトプットを使いやすい状態を実現するということでしかありません。</p>

<p>　業務の停滞は、他のメンバーが自身に求めている貢献を真の意味で理解しておらず、理解していたとしても相手が自身のアウトプットを使えるような状態を実現する努力を怠っている場合に起こることが驚くほど多いのです。<br />
それらの問題を解消しても、それでもなお忙しいということであれば、本当の人員不足といえるでしょう。</p>

<div class="txt-Drucker">「『あなたが組織に貢献するためには、私はあなたにどのような貢献をしなければならないか』『いつ、どのように、どのような形で貢献しなければならないか』を聞く」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　ことによってのみ、私たち専門家は成果を上げることができるのです。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>なすべき３つの貢献　－　どのような貢献ができるか　＜３＞　－</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://dojou.mentoragent.org/2012/02/contribution-3.html" />
    <id>tag:dojou.mentoragent.org,2012://7.940</id>

    <published>2012-02-07T01:20:46Z</published>
    <updated>2012-02-07T01:28:08Z</updated>

    <summary>P．F．ドラッカーはなすべき貢献として、3つの領域での貢献を上げています。「直接の成果、価値への取り組み、人材の育成である。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）「直接の成果」は黙っていてもやろうとするでしょうが、「価値への取り組み」、「人材の育成」は、意識しなければやらずに過ごされてしまいます。成果を出し続ける組織を作るために、なすべき貢献を意識してマネジメントに当たりたいものですね。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
        <uri>http://dojou.mentoragent.org/</uri>
    </author>
    
        <category term="司法書士　マネジメント" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="ドラッカー" label="ドラッカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="人材育成" label="人材育成" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="司法書士" label="司法書士" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <category term="経営" label="経営" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　P．F．ドラッカーはなすべき貢献として、3つの領域での貢献を上げています。</p>

<div class="txt-Drucker">「直接の成果、価値への取り組み、人材の育成である。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　「直接の成果」についてP．F．ドラッカーは、</p>

<div class="txt-Drucker">「組織を生かすうえでカロリーの役割を果たす。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　といっていますが、私たちにとってはまさに本業そのものということでしょう。これは非常にわかりやすいですね。</p>

<p>　次の「価値への取り組み」とは何でしょう。一種のブランドといって良いかもしれません。司法書士事務所でいえば、相続領域のワンストップ化、債務整理での価格破壊、債権担保のための上流工程への取り組みなど、従来よりも高い価値をクライアントに提供することで、クライアントからは評価され、より社会へ貢献できる、成果を出すチャンスが生まれることになります。</p>

<p>　３つめの「人材の育成」。なぜ人材の育成が必要なのでしょうか。P．F．ドラッカーは、</p>

<div class="txt-Drucker">「組織は個としての生身の人間の限界を超える手段である。したがって自らを存続させえない組織は失敗である。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　といっています。継続のためには人材の育成が必須なのです。</p>

<p>　以上の３つのことが事務所経営者のなすべき貢献ということになります。<br />
　「直接の成果」は黙っていてもやろうとするでしょうが、「価値への取り組み」、「人材の育成」は、意識しなければやらずに過ごされてしまいます。成果を出し続ける組織を作るために、なすべき貢献を意識してマネジメントに当たりたいものですね。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>貢献にコミットする　　－　どのような貢献ができるか　＜２＞　－</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://dojou.mentoragent.org/2012/01/contribution-2.html" />
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    <published>2012-01-31T04:56:51Z</published>
    <updated>2012-01-31T05:04:13Z</updated>

    <summary>成果への道筋を明確にするためには、何をもって貢献するかを考えるところから始まります。たとえば、ある司法書士事務所に、建売会社をクライアントとする不動産登記部門と、会計事務所をクライアントとする商業登記部門があったとします。
不動産登記部門は事務所にとって「大きな収益部門」です。従来の司法書士事務所としてはそれだけの意味しかなかったかもしれません。しかし、不動産決済で大量に発行された権利書が十年を過ぎるころから相続登記というかたちでブーメランのようにかえってくることがあります。「決済は、将来の個人顧客を作るための大きな源泉」と考えれば、決済部門の事務所に対する貢献はまったく違った意味を持つことになります。</summary>
    <author>
        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　成果への道筋を明確にするためには、何をもって貢献するかを考えるところから始まります。</p>

<div class="txt-Drucker">「貢献に焦点を合わせることによって、自らの狭い専門やスキルや部門ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　具体的にいうと、ある司法書士事務所に建売会社をクライアントとする不動産登記部門と、会計事務所をクライアントとする商業登記部門があったとします。<br />
　不動産登記部門は事務所にとって「大きな収益部門」です。従来の司法書士事務所としてはそれだけの意味しかなかったかもしれません。しかし、不動産決済で大量に発行された権利書が十年を過ぎるころから相続登記というかたちでブーメランのようにかえってくることがあります。「決済は、将来の個人顧客を作るための大きな源泉」と考えれば、決済部門の事務所に対する貢献はまったく違った意味を持つことになります。</p>

<p>　経営者が、決済部門の持つ貢献の意味を上記のように定義すれば、従来の決済業務を正確かつスピーディに滞りなく行うということから、将来の顧客へとつながる関係性の構築、リピートを取るための工夫など、決済部門の具体的な行動が異なってくるはずです。</p>]]>
        
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    <title>成果へのコミットメント　－　どのような貢献ができるか　＜１＞　－</title>
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    <published>2012-01-24T23:48:16Z</published>
    <updated>2012-01-24T23:56:20Z</updated>

    <summary>司法書士事務所の成果とはなんでしょう？多重債務者の課題を解決すること、銀行の債権を保全することで金融が円滑に行われることに寄与すること、不動産決済を通して不動産取引がスムーズに行われるよう支援すること･･････。他の事務所より多く、他の事務所より安く、他の事務所より早く、他の事務所より付加価値高く、事務所が成果を出し続けることで社会は事務所を支持し、そして事務所は継続します。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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        <![CDATA[<p>　司法書士事務所の成果とはなんでしょう？</p>

<p>　多重債務者の課題を解決すること、銀行の債権を保全することで金融が円滑に行われることに寄与すること、不動産決済を通して不動産取引がスムーズに行われるよう支援すること･･････。<br />
　他の事務所より多く、他の事務所より安く、他の事務所より早く、他の事務所より付加価値高く、事務所が成果を出し続けることで社会は事務所を支持し、そして事務所は継続します。</p>

<p>　P．F．ドラッカーがいうように、成果は外の世界にしか存在しません。その成果を成し遂げるために私たち経営者は事務所組織を作り上げていきます。<br />
　その組織は人によって組成され、人は組織のなかでさまざまな役割を果たします。つまりは、組織を構成する一人ひとりの成果が、組織の、そして事務所の成果につながります。</p>

<div class="txt-Drucker">「成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　残業が多いことと成果があげられていることは必ずしもリンクしません、一生懸命やるという努力も成果とは必ずしもリンクしません。成果を出すためにどうすればいいかについて、次回に考えてみましょう。<br />
</p>]]>
        
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    <title>自由になる時間をまとめる　　－　汝の時間を知れ　＜5＞　－</title>
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    <published>2012-01-17T04:00:38Z</published>
    <updated>2012-01-17T04:07:50Z</updated>

    <summary>集中して物事をなすためには、ある一定の時間が必要であることは、経営者のみなさんなら認識されていると思います。なすべきことを考える、経営戦略を考える、現在の課題を洗い出す、経営者にしかできないことを考えるためにはある一定のまとまった時間が必要です。さて、その時間をいつ、どのように確保しましょう？
⇒時間を90分のブロックに分けて使っている人がいます。⇒朝早くオフィスに来て時間を確保している方も知っています。⇒オフィスから離れて、誰も居ない部屋で仕事をする時間をとる方もいます。⇒土曜日の午前中はゆっくり、午後は集中的に考え事をする時間という方もいます。</summary>
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        <name>山口毅</name>
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    <category term="経営" label="経営" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p>　遅ればせながら、明けましておめでとうございます！<br />
　忙しさにかまけて少々ご無沙汰してしまいましたが、本年も｢司法書士事務所　経営道場｣を続けて参りますので、よろしくお願いいたします。</p>

<p>　さて私は最近、土曜日、日曜日に仕事が入ることが多くなり、まとまった時間をとって考えることを少しおろそかにしているなと感じています。</p>

<div class="txt-Drucker">「成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。たとえ一日の四分の一であっても、まとまった時間であれば重要なことをするには十分である。逆にたとえ一日の四分の三であってもその多くが細切れではあまり役に立たない。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　集中して物事をなすためには、ある一定の時間が必要であることは、経営者のみなさんなら認識されていると思います。<br />
　なすべきことを考える、経営戦略を考える、現在の課題を洗い出す、経営者にしかできないことを考えるためにはある一定のまとまった時間が必要です。</p>

<p>　さて、その時間をいつ、どのように確保しましょう？<br />
　⇒時間を90分のブロックに分けて使っている人がいます。<br />
　⇒朝早くオフィスに来て時間を確保している方も知っています。<br />
　⇒オフィスから離れて、誰も居ない部屋で仕事をする時間をとる方もいます。<br />
　⇒土曜日の午前中はゆっくり、午後は集中的に考え事をする時間という方もいます。</p>

<p>　みなさんはどのような工夫ができそうですか。<br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>時間を体系的に管理する　－　汝の時間を知れ　＜４＞　－</title>
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    <published>2011-10-19T23:46:15Z</published>
    <updated>2011-10-20T00:02:53Z</updated>

    <summary>時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、体系的な時間管理を行うための方法についての続きです。「第二に、他の人間でもやれることは何かを考えることである。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）「時間管理のための第三の方法は、自らがコントロールし、自らが取り除くことのできる時間浪費の原因を排除することである。人は、他人の時間まで浪費していることがある。」（『経営者の条件』上田惇生編訳）ドラッカーのいう３つの方法を実行するときに、ある不安が頭をよぎります。必要なことを削ってしまっていないだろうか。この不安に対するP．F．ドラッカーの答えは以下のとおりです。「事実上、時間を整理しすぎる危険はあまりない。」
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    <author>
        <name>山口毅</name>
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    <category term="採用" label="採用" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://dojou.mentoragent.org/">
        <![CDATA[<p>　時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、体系的な時間管理を行うための方法についての続きです。</p>

<div class="txt-Drucker">「第二に、他の人間でもやれることは何かを考えることである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士として独立して間もない方などから、人を最初に採用するタイミングについてよく聞かれます。多くの方はどれくらいの売り上げになったら人を採用すべきでしょうかと聞いてきます。もちろん人を採用すると継続的にお給料を出さなければならないので売り上げも重要なのですが、私の答えは売り上げ基準ではありません。<br />
　人を採用するタイミングは、自分でなくてもできる仕事を自分がどれだけ行っていて、それがどれくらいの塊になるかで決定される、が答えです。<br />
つまり、自分がやりたいことをやるために、他人の時間を購入するわけです。P．F．ドラッカーの次の言葉は言いえて妙です。</p>

<div class="txt-Drucker">「通常使われている意味での権限委譲は間違いであって人を誤らせる。しかし自らが行うべき仕事を委譲するのではなく、自らが行うべき仕事に取り組むために他の人にできることを任せることは、成果をあげるうえで必要なことである。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　そして、管理方法の３つめです。</p>

<div class="txt-Drucker">「時間管理のための第三の方法は、自らがコントロールし、自らが取り除くことのできる時間浪費の原因を排除することである。人は、他人の時間まで浪費していることがある。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　なるほど、自分の時間が他人の時間を浪費しているとすれば、自分の時間が何も生み出さないだけではなく、周囲にも負の効果を及ぼしているわけですから最悪です。<br />
たとえば、ある新しいプロジェクトを行うとボスが思いつきで決める。しかし、予算を決めない、期限も決めない、成果も決めない･･････。プロジェクトはボスの思いつきで消滅する。こんなことがみなさんの事務所で行われていないでしょうか。</p>

<p>　ドラッカーのいう３つの方法を実行するときに、ある不安が頭をよぎります。必要なことを削ってしまっていないだろうか。この不安に対するP．F．ドラッカーの答えは以下のとおりです。</p>

<div class="txt-Drucker">「事実上、時間を整理しすぎる危険はあまりない。通常、誰でも自分自身の重要度については、過小ではなく、過大に評価しがちなものである。そして、あまりにも多くのことが、自分でなければできないと考える。こうして大きな成果をあげる者でさえ、多くの不必要かつ非生産的な仕事をしている。」（『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478300747/cybermentoror-22" target="_blank">経営者の条件</a>』上田惇生編訳）</div>

<p>　司法書士事務所を経営していたとき、職員からよく言われたことがあります。「山口先生は何でも丸投げにする。」<br />
　でも、まったく問題は起こっていませんでした。おそらく（笑）。<br />
</p>]]>
        
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