2010年9月 8日
イノベーションの原理と方法 - なすべきこと <2> -
P.F.ドラッカーは、イノベーションは「知覚的な認識である」といいます。
「イノベーションを行うにあたっては、外に出、見、問い、聞かなければならない。このことは、いかに強調してもしすぎることがない。イノベーションに成功するものは右脳と左脳の両方を使う。」(『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳)
イノベーションに必要な「なすべきこと」のふたつめは、端的にいえば「現場主義であるべし」ということです。
前回あげた例でいえば、機会の分析をして、高齢の女性の「おひとりさま」を対象としたイノベーションを考えるのであれば、まずは「女性のおひとりさま」の家を訪ねて話を聞くことが大切です。
パソコンは持っているのか、買い物はどうしているのか、空いている時間はどうやって過ごしているのか、現場に出向き、彼女たちの価値観やニーズを知覚しなければ、イノベーションは成功しないということです。
司法書士事務所の経営者が新しいサービスを考える場合も、そのサービスがお客さまの習慣や価値観にマッチするものかどうかを知覚する必要があります。それなしにサービスを開発しても、お客さまが欲しがることはないでしょう。
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