2010年3月23日
問題の多くは基本に関わる - 意思決定の秘訣 <3> -
司法書士事務所における経営課題のひとつに、特に都市部の司法書士事務所でみられる「恒常的な残業」があります。この問題についての経営者のコメントは概ね次のとおりです。
(1)だらだらと調べ物をする時間が多すぎる。
(2)みんなで集まって相談しながら判断するために、時間がかかり
すぎる。
(3)クライアントからの依頼が夕方からなので、夜になってしまうこと
は致し方ない。
(4)謄本とりで忙殺されている。
上に掲げた点を改善しようという意思決定を行えば、課題は解決されるでしょうか?みなさんはどのようにお考えになりますか。P.F.ドラッカーのいう「問題の多くは基本に関わる」との視点で考えてみてください。
私でしたら、「事務所として、いま何に集中すべきかを明確化しよう」そして「集中すると決めたことで効果を出すためには何を行わなければならないかを決めよう」という意思決定を行います。
このような基本的な意思決定が行われていれば、
(1)まったく異なる種類の仕事を、同時並行的にひとりの人間が
行なうことはやめよう。
(2)業務フローを確定させて、すべてのメンバーが共通の方法で
仕事をしよう。
(3)司法書士有資格者は有資格者の仕事、スタッフはスタッフの
仕事をしよう。
(4)何をすれば評価されるのかを明確にしよう。
といった次のレベルの意思決定が可能となり、現場で起こっている個別・具体的な問題を解決することにつながるのです。
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