2010年3月アーカイブ
- 2010年3月31日
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成果をあげる意思決定を行ううえで必要とされる五つのステップの第二は、決定が満たすべき必要条件を明確にすることだと、P.F.ドラッカーはいいます。ある司法書士事務所が、「クライアントに対してより良い(これ自体も事務所ごとに定義する必要がありますが)サービスを提供して、選択され、ゴーイングコンサーンのための利益を出し続けることができる組織作り」を求める成果としていたとしましょう。しかし、現象として起こっている問題が「恒常的な残業」による、未払い残業代、スタッフのモチベーションの低下、スタッフの頻繁な退職、サービスの質の低下であった場合、「この問題を解決するために最低限必要なこと」は何でしょうか。考えられる必要条件を列挙し、満たすべき条件であるかを吟味することで、「成果のあがる」意思決定が可能になるのです。
- 2010年3月26日
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ドラッカーは、成果をあげる意思決定を行ううえで必要とされる五つのステップの第一を行うためには、対象となる問題が「四種類」のうちのどれに該当するかを判断する必要があると述べています。判断の誤りは「問題の先送り」「未解決」という状況をもたらします。ほとんどは一つめの問題に該当するのですから、まずはそこから出発する癖をつけることです。前回とりあげた司法書士事務所における「恒常的な残業」を、経営者が「現場対応的に処理する」と、残業代の未払い、スタッフのモチベーションの低下、スタッフの頻繁な退職、サービスの質の低下といった「失敗と不毛」を招くことになります。
- 2010年3月23日
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司法書士事務所における課題のひとつに、特に都市部の司法書士事務所でみられる「恒常的な残業」があります。P.F.ドラッカーのいう「問題の多くは基本に関わる」との視点で考えてみてください。 私でしたら、「事務所として、いま何に集中すべきかを明確化しよう」そして「集中すると決めたことで効果を出すためには何を行わなければならないかを決めよう」という意思決定を行います。
- 2010年3月19日
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P.F.ドラッカーは、ベル・テレフォン・システム社を世界最大の電話会社に育てあげたセオドア・ヴェイルと、GMを世界最大の自動車メーカーに育てあげたアルフレッド・P・スローン・ジュニアを優れた経営者として評価しており、共通する意思決定の特徴を分析しています。そこには正しい意思決定を導く五つのステップがあります。五つのステップについては、次回以降でそれぞれにみていきますが、まずは第一の「問題の多くは基本に関わるものであり、原則や手順についての意思決定を通してのみ解決できる」という部分について、司法書士事務所での課題と照らし合わせて考えてみたいと思います。
- 2010年3月15日
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私の友人で、株式会社アイデアの代表の前古さんは、技術開発のあらゆるシーンにおいて最適な方向を示唆し、効率的な問題解決へとエンジニアを導く画期的な問題解決理論「TRIZ(トゥリーズ)」のコンサルティングを日本のトップメーカーに対して行っています。 「TRIZ(トゥリーズ)」は、旧ソ連の特許審査官であったゲンリッヒ・アルトシュラー(Genrikh Altshuller)の指導のもと、世界中の250万件にもおよぶ膨大な特許の分析を行い、そこに見出された一連の法則を体系的で構造化された思考方法として構築したものです。「TRIZ(トゥリーズ)」のような意思決定を行うための科学的・汎用的な手法やデータベースがビジネスの世界でも今後開発されるかもしれませんが、既にその基礎知識については、P.F.ドラッカーが、私たちに多くを残してくれています。次回以降しばらくは「意思決定の秘訣」についてP.F.ドラッカーに学びながら考えてみましょう。
- 2010年3月 3日
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P.F.ドラッカーは、優先順位や劣後順位の決定についてはいくつかの原則があるが、それらはすべて勇気に関わるものだと言います。私は多くの司法書士事務所のコンサルティングを行っていますが、成長している事務所は、まさに上記の原則に則って、勇気ある意思決定に基づいて事務所の経営を行っています。








