今回は、仕事を整理するために必要な視点のふたつめについて考えます。
「第二に、『他の人間でもやれることは何か』を考えなければならない。」(『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳)
例えば司法書士事務所で、ひとり事務所の所長が、初めて人を採用する場合のことを考えると分かりやすいかもしれません。
「忙しいから」といって人を採用する方が多いのですが、それだけでは理由が漠然とし過ぎていて、どのような人材を採用すればよいかが見えてきません。
私はまず、現在やっていることで「他の人間でもやれることは何か」を洗い出してもらうようにしています。その「他の人間」は、まったく知識がない人・受験生・新合格者・経験のある資格者を想定することができますが、重要なことはその「他の人間」を採用することによって、自分の時間をどれくらい空けることができるかということです。
まったく知識のない人を月給15万円で採用して、自分の時間が30時間節約できるのであれば、1時間を5、000円で購入したことになります。また、経験のある資格者を月給25万円で採用して、自分の時間が75時間節約できるのであれば、1時間を3、333円で購入したことになります。
経営者は、常に自分の時間を他人の力を借りて増やしていかなければなりません。









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