2009年12月16日
時間の使い方を記録する - 時間を管理する <4> -
P.F.ドラッカーは、時間を管理するためには時間の使い方を記録すること「タイムログ」が不可欠だと述べています。
「時間をどのように使っているかを知り、続いて時間の管理に取り組むには、まず時間を記録する必要がある。熟練、未熟練の肉体労働については、一九〇〇年ごろ科学的管理法が時間の記録をとって以来知られている。(中略)しかし、今後重要な意味をもってくる仕事であって、特に時間に関わる問題に対処しなければならなくなる仕事、すなわち知識労働者の仕事については、まだこの知識を適用していない。しかるに、知識労働者においては、時間の活用と浪費の違いこそ、成果と業績に直接関わる重大な問題である。知識労働者が成果をあげるための第一歩は、実際の仕事の時間の使い方を記録することである。」(『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳)
この「タイムログ」については、私の友人でもある長野慶太氏が、その著書『TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) 』(草思社)において実体験をまじえて語っているので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
それは彼がアメリカの法律事務所で仕事をするなかで必要に迫られて身につけた習慣です。法律事務所は、一人ひとりの時間単価が決められており、その時間の集積×時間単価がクライアントへの請求となるために、「タイムログ」が必須(反対にそれをしないと商品にならない)だったのです。
「時間を記録すること」は、初心者には非常に億劫に感じるかもしれません。彼はエクセルを使ったシンプルな方法で記録しているそうです。それなら私にもできそうです。
司法書士事務所の所長に限らず、経営者の方はぜひ行ってみてください。事務所マネジメントの仕組みのひとつとして、取り入れてみたらよいと思います。
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