これは、司法書士のみならずほとんどの士業事務所の経営者につきものの悩みかもしれません。自身の選択だけでなく、どのような人材をメンバーに加えるか、加えたメンバーをどのように生かすかという問題もあります。
私は、自身の不得意な部分を補ってくれる人と組んで、私が主導して仕事ができる環境がベストだと思っています。根がわがままなので、自分のやりたくないことは極力やりたくありません。人と意見を調整するほうがよっぽど楽です。
P.F.ドラッカーは続けます。
緊張感や不安があったほうが仕事ができるという人は、ひとりで仕事をしたほうが良いかもしれません。ここでいう「ひとりで」とは、全部を自分で考えて、指示を出して人に仕事をさせ、問題点も自分ですべて対処する、という意味合いです。
私は、安定した環境のほうが仕事ができます。そのような環境をつくるために「人と組む」のです。
あなたが組織のメンバーであれば、自身をさまざまな立場に置くように努力してみるとよいでしょう。多様な立場を経験することによって、「人と組む」か「ひとりでやる」か、「人と組むとしたらどのように組むことが自身を一番生かせるか」が分かってきます。
あなたが経営者なら、メンバーをさまざまな立場で使ってみて、その人にあった環境を早く用意してあげることです。
事務所の所長もメンバーも、それぞれの得意なことを見極めて力を注ぐべきです。










