2009年8月26日
新しい仕事が要求するものを考える - 成長と変化を続けるための教訓 <5> -
五つめは「シニアパートナーの教訓」です。
保険会社の証券アナリストから投資銀行に転職したP.F.ドラッカーは、シニアパートナーの補佐役をやっていたそうですが、創業者の一人がドラッカーを呼びつけて次のように叱責したそうです。
これを受けてドラッカーは、以下のことを習慣とするようになったそうです。
コンサルタントとしてさまざまな人や組織に関わってきたドラッカーは、このことに関連して次のような感想を漏らしています。
私は司法書士として事務所を経営していたとき、4回ほど踊り場を経験しました。
最初は売上を立てるために、とにかくがむしゃらに実務と営業に励み、ある程度基盤ができたところで、「自分自身がこの組織で不要となるためにはどうすればよいのか」を考えて行動するようにしました。その結果、本当に「自分は必要ないのではないか」と思う局面(踊り場)が4回ほどあったのです。
私は人間として、父親として、実務家として、経営者としてどのような役割を果たすべきかを常に考え、行動しています。ドラッカーのいう「『新しい仕事で成果をあげるには何をしなければならないか』を自問している。」を、日々実践しようと努めています。
司法書士試験に合格して勤務したとき、勤務した司法書士事務所でマネージャーとなったとき、独立をしたとき、人材を採用したとき、マネージャーをおくようになったとき、支店を出したとき、事務所の承継を意識して後進を育てるとき・・・・・・「新しい仕事で成果をあげるには何をしなければならないか」を自問しなければなりません。そして経営者となったからには、当然、所員や後継者に対して、そのことを伝えていかなければならないでしょう。
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