2009年8月アーカイブ

2009年8月26日

五つめは「シニアパートナーの教訓」です。これは、、『新しい仕事で成果をあげるには何をしなければならないか』を自問することの大切さです。私は司法書士として事務所を経営していたとき、4回ほど踊り場を経験しました。最初は売上を立てるために、とにかくがむしゃらに実務と営業に励み、ある程度基盤ができたところで、「自分自身がこの組織で不要となるためにはどうすればよいのか」を考えて行動するようにしました。その結果、本当に「自分は必要ないのではないか」と思う局面(踊り場)が4回ほどあったのです。
 私は人間として、父親として、実務家として、経営者としてどのような役割を果たすべきかを常に考え、行動しています。ドラッカーのいう「『新しい仕事で成果をあげるには何をしなければならないか』を自問している。」を、日々実践しようと努めています。

2009年8月19日

アメリカでコンサルティングの仕事を始めたドラッカーは、毎年必ず2週間ほどは、自由な時間をつくって1年間の反省をするとともに、次の1年にやるべきことの優先順位を決めたそうです。士業は基本的に事業年度がありませんから、経営者自身が意識的に時間を設定して「検証と反省」を行わなければ、毎日の実務に追われて時が経過していきます。事務所の経営について、定期的な「検証と反省」そして「方針決め」を習慣にされることをお勧めします。

2009年8月13日

士業が資格で食える時代はすでに終わったようです。そうなった大きな要因としては、以下の二つがあると思います。(1)法律や制度がどんどん変わり、自身の知識やノウハウをアップデートする必要があること(2)士業の数が多くなるとともに、広告規制や報酬規制が撤廃されたことなどによって競争が激化し、より高い付加価値を求められるようになったこと
 知識を売り物としている私たちは、自身の専門分野に精通するだけでなく、付加価値をつけるために別分野の知識も身につけていかなければ、存在価値がありません。ドラッカーの3つめ教訓は、その必要性を説いています。

2009年8月 4日

成長と変化を続けるための教訓の二つめは、「フェイディアスの教訓」です。 P.F.ドラッカーが、ギリシャの彫刻家フェイディアスに関する逸話から得たものです。たとえ、神々しか見ていないような状況でも、完全を求めることを諦めてはいけない、諦めてしまったら次の成功はないということでしょう。一人でも完全を求め、その気持ちに反しないように仕事をすることを心がけなければなりません。

プロフィール

山口 毅
TAKESHI YAMAGUCHI

山口 毅

株式会社コンサルティングファーム 代表取締役
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