2009年7月15日
よい人間関係をもつ秘訣 -中堅司法書士事務所の課題解決のために <2>-
よい人間関係について、P.F.ドラッカーは、
「人間関係に優れた才能をもつからといって、よい人間関係がもてるわけではない。自らの仕事や人との関係において、貢献に焦点を合わせることにより、初めてよい人間関係がもてるのである。こうして、人間関係は生産的なものとなる。まさに生産的であることが、よい人間関係の唯一の定義である」(『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳)
と述べています。
「貢献に焦点を合わせる⇒よい人間関係がもてる∽人間関係は生産的なものになる」というわけです。
所長1名と補助者5名の時代は、所長が直接指示出しをして、補助者の行っている仕事もほぼ把握できましたから、働いていない人がいればすぐに修正できました。
拠点が増えた、人数が増えたということになると、所長は直接指示だしをできませんし、補助者の行っている仕事を把握できません。この段階にくると、「一人ひとりが自律的に自身の役割を認識してチームのために行動する」「マネジメント単位を決めて、マネージャーを置き、メンバーを指導監督する」ということができないと、組織は混乱し、生産性は極度に低下します。そして、前回あげた「所長の声」と「所員の声」が聞こえてくるようになるのです。
一人ひとりが自律的に行動できるよう「生産的である」ためにはどうしたらよいのでしょうか?
P.F.ドラッカーは、よい人間関係に必要な基本条件について以下のように述べています。
「われわれは、貢献に焦点を合わせることによって、コミュニケーション、チームワーク、自己啓発及び人材育成という、成果をあげるうえで必要な人間関係に関わる基本条件を満たすことができる。」(『プロフェッショナルの条件』上田惇生編訳)
私はこのなかで「コミュニケーション」と「チームワーク」が、よい人間関係をもつために特に重要であると考えます。この二つについてもう少しブレークダウンして考えてみましょう。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.mentoragent.org/mt/mt-tb.cgi/51











コメントする